fc2ブログ

~森の国からの風便り~ 松野町の今をここに・・・

愛媛県松野町の大自然の魅力や町内で催されるイベントについての情報を、お届けしていきます!

  • 記憶 カタログ

ニワトリの・・・
今考えると(汗)ですが、子供の頃、これを持っている人は人気者になれたんです。
ポケットから出して、切断面近くのヒモ(腱)を引っ張ると、ニワトリの足首の中指が、グーッと曲がり・・・。たったそれだけなんですが、みんな「すげーっ」(゜o゜)そして、貸してもらい代わる代わる、腱を引っ張っては「おーっ」やら「すごーっ」。自分も羨ましく見ていた記憶が。
※昔は、ニワトリも家で飼い、食べる迄が各家庭一連の流れだった為、こういうモノも手に入った訳ですが。絵まで入れると生々しいですね(汗)すみません。


一斗缶の蓋
どうって事の無いモノですが、この一斗缶の蓋は中央部を押すと、ペコッと凹み、それが戻る時に「パチン」と音がするんです。それが面白くて、気持ち良い、その音を出してはご満悦でした。


カラスのえんどう
学校の行き帰りに道路際に、これがあると、取ってはさやの部分を笛にして鳴らしていました。かなり良い音が出るんです。音はブーッ・ビーッって感じです。


てんとう虫
昔は、どこにでもいたてんとう虫も、最近は減ってきている気がします。草にびっしりと付いたアブラムシの近くでよく姿を見ましたが、最近はそのアブラムシも、ほとんど見なくなりました。学校の授業中とかに、てんとう虫を教科書、机を歩かせて遊んでいました。
※実家の風呂場、トイレに大量の越冬中のてんとう虫を発見・・・。かなりの数で、ビックリ(汗)

草笛
柔らかい葉っぱは、簡単に草笛として遊んでいました。今鳴らす事出来るのかな・・・。

ちびたえんぴつ
勉強=えんぴつの図式でしたから、ちびていって小さくなると、逆にこれでもかって位、小さく削り(1㎝とか)筆箱にいれていました。短さを競うも含め、見てもかわいいと・・・。あのえんぴつ達どこに行ったんだろう?

学研 科学と学習
小学校の定番の学習本でした。自分は、付録が楽しみで科学派でした。色んな革新的な付録にメロメロでした。

顕微鏡
学校斡旋の廉価版の顕微鏡を持って、色んな物のミクロな世界を楽しんでました。玉ねぎとかの薄切りとか鉄板でした。

ゴムかん(パチンコ)
店で、売っている物もありましたが、基本は自分で作ります。適当なY型の木を切り、製作。生き物を狙うのは可愛そうなので、いかに飛ぶかを主眼にです。

グリコのおまけ・カバヤのおまけ
子供の頃の、簡単に手に入る魅力のあるものの、代名詞的なものでした。どんなおまけと出会えるのか?開ける迄がドキドキで、持っている物と同じものではありませんように・・・の気持ちでした。

おはじき・ビー玉
ど定番ですが、男女問わず遊んでいました。

ジュジュ玉鉄砲
竜のヒゲの実を玉に使う鉄砲。長さ20㎝余りの簡単な原理の竹で作る鉄砲です。打ち出す時に、パンッ!と小気味良い音を立て良く飛びました。同じく杉玉鉄砲、紙玉鉄砲もありました。

コマ 木ゴマ
遊びの定番、特に木コマは、軸の鉄の棒を抜いて、セメント釘を軸にして、人が回している状態のものに、狙いを定め当てる・ぶつける・割るをして、町内で遠征して遊んでいました。投げるのも全身を使って、綿のヒモをガチガチに巻いて(良く回るよう)野球投球フォームよろしく投げ込みます。


お正月は、あちこちで凧揚げの姿が見えていました(ある時アメリカからゲイラカイトが発売され、日本中でブームに、そして昔ながらのやっこ凧等は駆逐され、一時期は全ての凧が三角形然としたゲイラカイトに・・・。)が、最近は凧揚げする姿さえ見なくなりました。

あやとり
色んな形に展開する様が楽しくて、色んな物を作っていました。毛糸のようなものがあれば、すぐにあやとり紐にして遊んでいましたが、やはり女子が好んで遊んでいました。

秘密基地
山でも、家の裏でもどこでも、基地と言えば基地になる(笑)が定義でしょうか?いろんな場所で友達と作って遊んでいました。


一番ポピュラーな鳥が、雀でした。どこにでもたくさん居るのが普通でした。それが最近では、ここ松野町でも、かなり少なくなっていることを感じます。

切り餅あられ
子供の頃、おやつは、親父がフライパンで炒った切り餅に砂糖、醤油をまぶしたあられでした。

芋てんぷら
祖母が一週間に一度は必ず山盛りの芋てんを作っていました。どの家庭にも家の中に、芋壺と言われる、半地下の冷暗所があり、そこに大量のモミを敷き詰め、その中に芋を入れると長期間の保存が出来、年中芋を食べる事が可能でした。

東山
人参芋を茹で、スライスし、天日干しで乾燥させた保存食です。充分に寝かされていた芋を使用すると、本当に甘いのです。今でも、今時期は、道の駅等でも販売しています。

片栗粉
椀に、適量入れ、熱湯or熱いお茶を注ぎこみながら混ぜると、プルプルの食感を持つおやつに。好みで砂糖を入れると美味しく食べる事が出来ます。
※はったい粉(大麦の粉)も、熱湯を注いで練って砂糖適量を入れて簡単なおやつにしていました。食感は片栗粉の方が、ゼリーよろしくですが、はったい粉は、そういう感じではありません。

陣取り
庭に大きな四角を書き、それぞれの角を自分の陣地とし(親指を角に付け扇型をまずつくります)そこの陣地から、小石を指ではじきスタートです。五回とか三回とかのルールに沿って、元の陣地部に小石が上手く収まるように、はじき戻し、うまく陣地内に戻れば、その分が領土となります。かなり盛り上がる遊びでした。

石器作り
河原で適当な石を拾い、大きな岩とか、ある程度平面が出ている、セメント等で、ひたすら磨きます。自分の思う形になるまで、ひたすら砥ぎます。形により、ナイフ系、弓矢の矢じり系・・・となります。

弓矢
ちゃんと、飛ぶように、大きめの竹を割って作っていました。本格的に作り込むと、飛距離も半端ありません。が、必ず誰かが他の人に向けて撃ったりして喧嘩になっていました。くれぐれも人、生き物は狙わないように。

有線放送
町内の有線放送、現在でも日に何度も色んな放送があります。今現在は午後3時には、仕事の手を休めて・・・とラジオ体操が流れています。自分が小さかった頃には、遊んでいて暗くなっても家に帰らないと「どこどこの誰々ちゃん、お父さんお母さんが心配しています。おうちへ帰りましょう」のアナウンスが流れた事が何度かありました(笑)

ニワトリ
保育園に通う道すがら、一番怖かったのが、数羽の目つきの悪いニワトリでした。自分達と、背丈も同じ位のそのニワトリは、毎朝その飼われている庭先から、外を見張っており、こっちがその前を通ろうとするや否や、ダッシュで啼きながら攻撃してくるという(汗)全く容赦の無い攻撃は、恐怖で、その前を歩くのが苦痛でした。いない日がたまにあると、本当に嬉しかったのを思いだします。(笑)
※道中で、その目つきの悪いニワトリに行きつく前には、放し飼いの犬(コリー)が追いかけてくるポイントもありました、かなり離れているその家から、猛烈なダッシュで吠えながら走って来られる度に、もうだめだ~的な・・・。がこっちが全力で走り逃げていくと、途中で止まり、それ以上は来なかったものの。何と言うデンジャラスゾーン・・・。(笑)

軍鶏
こちらも、道中の庭先におり、見た目はニワトリ以上の威圧感があるものの、やさしくて一度も追いかけられた事がありません。ですから、逆に、普通のニワトリのあの追いかける様が際立つ形に・・・です。今でも軍鶏はかっこいいと思いますし、クールさが何とも言えません。

薬売り
昔、薬売りの方は、本当に大きな風呂敷(軽トラの荷台位の・・・オーバーかな)を背負い、各戸を回っていました。図的には大きな荷物を運ぶ蟻も真っ青の力強さで、見るだけでも(゜o゜)ほーっ・・・。でした。

薪づくり
毎日、祖父が家の敷地内で、のこぎりできれいに揃え、薪を作っていました。針金の丈夫な輪っかの中に手際よく詰め、最後の方は、隙間にサイズの合いそうなものを木槌や金槌で打ち込んで、完成です。
今でこそ、薪を使うのは、ひと回りして、ある程度お金に余裕のある人が買われている感じですが、昔は殆どの家庭では必需品でした。
そして、何より、木を引くのこぎりの音、木の匂いが心地よく、祖父の近くで見ていては、そのまま眠ってしまう事もよくありました。


田舎話でした。それでは、また。





文:いのうえ

コメント

  • 01月 25 2014
    • 2014/01/25(土) 18:13:12
    • [ 編集 ]
    • URL
    • 実家は松野mQop/nM.
確か有線電話みたいなものがあり電柱に取り付けられたスピーカーと自宅のスピーカーから「ろくじゅう~なんばん~ろくじゅうなんばん~」と声がしたらおばちゃん交換手が出てきて「誰誰さんから電話です話してください」と言われ通話してたような記憶があります あれってブランチ配線でしたのでタイミングがあれば受話器を上げるだけで他人の会話が聞こえてたんですよね それと今では免許がないと禁止ですが 鳥もちでメジロを取って鳥かご飼育したり秋になったら山に「くうて」と言って小鳥を獲る罠をたくさん仕掛けて焼き鳥にして食べた記憶があります それと「あかいこ」と言って沢蟹が雨が降った後いっぱいいましたが今も松野にはいるのでしょうか?
実家は松野さんこんにちは。
コメント、懐かしい時間ですね。お尋ねの、あかいこ(沢蟹)も、昔程の数はいなくなりましたが、少なくなったと言え、今でも元気な姿を見ることもあります。
昨年も、風呂場横の洗面所から、何やらガサガサ変な音が聞こえるなぁと、見ると、パイプからうまく侵入したものの、洗面所のシンクから出れずジタバタ(笑)捕まえて、逃がしても
また別の沢蟹が…。
サイズも昔同様でした。

最近は家庭用洗剤とかも、自然に優しくなって来てるのか?川も一時期減っていたドンコも良く見ますし、少し安心しました。

鳥の仕掛けも懐かしいですね。有線放送も、確かに言われる通りでした(笑)

今年は、寒さが厳しいようです。実家は松野さんも、お身体に気をつけて、また懐かしい時間話含めコメント頂けましたら、幸いです。

コメントの投稿

   管理者にだけ表示を許可する